お初の救命講習会 | ぽんしゃん、ばぶやんの BUNCH OF LOVELY DAYS!!

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遊ぶの大好き、お昼寝大嫌いぽんしゃんと、
几帳面ばぶやんのオモシロ日記。


by:their mom

職場で生まれて初めての救命講習なるものを受講した。


AEDの使い方や心配蘇生術などである。


あのマウスツーマウスも!!させられましたあせる




私は勘違いしていた。


AEDの正式名称も知らずに、勝手に特定の心疾患の人


専用だと思っていたのだ。


しかしAEDとは事故などで心臓が震えて正常な脈打ちが


できなくなっている状態の時に使うものであった。



つまり、いつでも誰でもお世話になる可能性がある機械ということだ。


わたし的にはこれだけでも受講した甲斐がありました汗


AED・・・Automated External Defibrillator自動体外式除細動器




折角なのでここで習った救命手順のおさらい。



ぽんしゃん、ばぶやんの BUNCH OF LOVELY DAYS!!-kyumei


(倒れている人を見つけたら・・・)

1.反応確認

額に手を当て、ひじを地面につけて安定させながら

『大丈夫ですか?』『もしもーし』等と3回程度呼びかける。

同時に肩などをトントンと叩く。

反応がなければ呼びかけの声とトントンを段々強める。



2.人を呼ぶ。

『誰か来て下さーい!』『人が倒れています!』等と

周囲の人を呼ぶ。来てくれた人、できれば別々の人に

『119番通報お願いします』『AEDの手配をお願いします』

と具体的にお願いする。”救急車お願いします”だと110番に

かけてしまう人がいるらしい。

ロスタイムは命取り。



(その間・・・)

3.気道の確保

患者さんの顎の先に触れて頭部をのけぞるようにして

上を向かせて気道を確保する。

意識がなく、筋肉が緩んでいると舌で気道を塞いでしまう

ことがあるからだ。

『頭部後屈あご先拳上法』というらしい。

イメージとしては鼻の穴を天井へ向ける。




4. 呼吸の確認(見て、聞いて、感じて)

気道を確保したら、自分の顔を患者さんの顔に近づけて

胸の辺りが上下に動いていないか『見て』

耳を近づけて呼吸音の有無を『聞いて』

頬を近づけて患者さんの息があるか『感じて』

呼吸の有無を確認。



5.呼吸をしていなければ、人工呼吸

最近の法改正で人工呼吸は省略してもよいことになったらしい。

理由は、抵抗感があれば効率が悪いことと、患者さんに

口付近からの出血があれば感染の可能性が出てくる為とのこと。

でも今回は”講習会”。ガーン

人形の口にガーゼを当てて、しっかり”実習”させられましたキスマーク

実際も、ハンカチなどを使うとよいらしい。




6.胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ)

大人なら胸が4~5cm沈む強さで押す。

垂直に正しく押せば、肋骨は折れない。

高齢者など骨が弱く、仮に折れたとしても

心臓を再生させることが先決。

→骨折は後から治療可。




7.AEDが届いたら電源を入れ、電極パッドを装着させる。

パッドにはどこに装着させるのか図解があった。

AEDが心電図を解析、必要であれば電気ショックを与える。

心臓が停止しているとAEDは電気ショックはできないらしい。

2分ごとに再測定が入るので、AEDの音声指示にしたがって

人工呼吸を手際よく2回、胸骨圧迫を30回のセットを続ける。

あとは救急隊員が来たらバトンタッチ。



以上が大体の流れでした。


救命講習は目安として2年に一度受けなおすとよいらしい。


今回とてもタメになったが、できれば救命を必要とする事態が


起こらなければよいなぁ、と思った。